【掲示板】慶應義塾大学卒業生の今

商学部商学科
商学部と聞いてマーケティングなどを学べると思っていましたが、少し違いました。単位や評価の基準が曖昧なので単位取得が困難に感じます。

教授にもよりますが、あまり先生のやる気、教える気が感じられない場合も多いです。
少人数制のクラスでは比較的充実していますが、大教室の授業が、ほとんどなのまでイマイチと感じることも多々あります。

さすが名前は知られていて、就職は良いと思います。ただ学校からの支援やサポートはあまりありません。

三田キャンパスは駅から少し遠いですが苦に感じるほどではありません。日吉キャンパスは駅からすぐなので、近いです。
三田は飲食店、コンビニが多数あります。日吉はあまりありませんが落ち着いています。

学事がある建物以外は基本的に古いです。
暖房冷房もなかなかつけてくれない場合もあるので辛い季節もあります。

サークルや部活に入っていないとクラス単位で集まることはないので１人になってしまいます。ゼミも必ず入れる訳ではないので仲間は出来にくいです。

理工学部管理工学科
管理工学に関する、経済学や統計学、またインダストリアル・エンジニアリングを学んでいます。

文理融合である管理工学科は院進学してもよし、学部卒で就職してもよしの自由な学科です。内容は社会に通ずるものが多くとても実践的です。

素晴らしい授業を素晴らしい学生と受けられます。図書館(通称メディアセンター)も素晴らしく、実験設備には毎回驚かされます。

研究室配属は、個人の意思が尊重されるが毎年人気の研究室は定員を増やし、人気のない研究室は定員を減らすべきである。

就職実績は言わずもがなですが、サポートはないです。サポートがなくても内定をもらっていく人ばかりです。

日吉駅から歩いて20分です。山登りです。交通の便はあまりいいとは言えません。

実験設備は最新で、数理科学科以外に進学したら、実験を行うことができます。

イメージ通り、イベントやサークル活動はとても盛んであり、参加しなくてもよいです。

法学部法律学科
1年のうちには憲法・民法・刑法の基礎を固める。2年になると、その3科目のやや発展版(各論)を習う。3年になり、キャンパスが日吉から三田に移ると、それら基礎科目だけでなく、大幅に発展的な科目が追加される(訴訟法、経済法、行政法など)。法学部法律学科というだけあって、本当に学部の勉強は法律まみれになる。ただ、1,2年の間には、一定程度、教養科目として、法律以外の科目も多く取ることができる。学年が上がるにつれて、法学への専門性が増していくイメージ。

法学に対する熱心な教授が多く、学びも非常に深まる。私は真面目に勉強に取り組んでいるので、その点を深めることができている。学生も、真面目な学生が半数ほどいるので、彼らとつながることができて私は満足している。ただ、残り半分の不真面目な学生がいることには残念。授業を私語などで妨害して教授に怒られるケースはしばしば見受けられる。大学側の改善というより、学生の質の向上を求めたい。

教授は、どなたもその分野について熱心で、真面目に授業をなさる方ばかり（問題なのは話を真面目に聞かない生徒が一定数いるというところ）。質問に行けば丁寧に答えてくださるし、何度も質問に行っていれば仲良くなることもある。講義も、学年があがるにつれ必修の数が減り、選択科目が増えるので、学びを自分の望むように深めていけると思う。

3年生からゼミが始まる。法学のほぼ全ての分野を網羅した数のゼミがあるため、ゼミは充実していると思う。それぞれのゼミによって、学びの形式が異なるので(ゼミ員の報告形式、ソクラテスメソッド等々)、その点からも充実していると言える。

就職実績は非常に良い。また、学生部が就職をサポートするためのセミナーなども開催してくれる。もちろんOBOG訪問でも、慶應というパイプの強さは計り知れない。ただ、そのサポートを活かし切れるかは個々人の力による。したがって、サポートがあるから就職実績につながっているか、といわれれば微妙。もともと慶應に入ってくる人の力量だと思う。

日吉キャンパスならば、日吉駅の目の前にキャンパスがある。私が通っている法学部のキャンパスは、三田キャンパスだが、三田駅か田町駅からのアクセスがいい。ただ、医学部の信濃町、SFCの湘南藤沢、理工学部の矢上はややアクセスに難あり？

古い校舎もあるが、耐震工事などしっかり行われている。また、新しく清潔な校舎も多くある。図書館は非常に充実しており、特に三田キャンパスの大学図書館は、たしか地下4階から地上5階まであったはず。さすが慶應の力といった感じ。

人による。サークルや部活、ゼミに入ればもちろん友達がたくさんできるが、そうでない人はわからない。私はサークルではほとんど幽霊部員だが、授業を通じて仲良くなった友人とは楽しくやっていて、それで十分。

部活・サークルの数が非常に多く、また、伝統のある部活・サークルも多い。イベントも、文化祭「三田祭」では前夜祭・後夜祭まで充実しており、毎回有名人を呼んできている。ただ、ミスコンは中止。慶應はチャラチャラした人間が一定数いるため、サークル・部活などでもその点は気をつけたい。

商学部商学科
文系科目については希望すれば何でも履修できる。

まず様々な分野について広く浅く学習でき、その後専攻することができる。それにともなってゼミに関しても選択肢が多い。経済学や経営学、統計学といった代表的なものだけでなく、マーケティングや心理学、金融論、監査論といったものも選択できる。著名な教授が多く在籍し、研究の最先端を見ることができる。また、一般教室の講義も充実している。学部に関連する学問以外にも美術や建築、心理学、動物行動学といった興味深い分野を扱う授業が多い。

大人数による集団授業が多く、ただ講義を聞くだけの受動的なものが多い。一方で、語学や他の少人数授業は大変質が高いと思う。いずれかの段階でみな受験を経験しているため、一緒に授業を受ける生徒のも頭がよく、教授からだけでなく生徒同士で学べることが多い。

研究の最先端を行く教授が多く在籍し、扱われる分野についても多様である。その分、ゼミに関する選考は厳しく、必ずしも研究室に所属できるとは限らない。

入社後は上下の関係を利用して出世しやすいと聞いたことはある。また大手企業へ就職する人が多いため、そういった企業へOGOB訪問に行ける。

日吉キャンパスへ通学する際、東急東横線の遅延が非常に多い。駅からのアクセスは大変良い。

新しい校舎がある一方で、いまだに古くあまり綺麗でない校舎もある。

学生同士の連帯感が非常に強く、充実した人間関係は築きやすい。

公認団体、インカレサークル含め多くの部活があり、やりたいことは必ず見つけられる。
また、体育会系の部活に大変力を入れている。

環境情報学部環境情報学科
1年時、データサイエンス（数学）、情報基礎(HTML,JavaScript,css)体育、心身ウェルネス、言語科目
四年までに研究会必須。それ以外は自由。

様々な分野の勉強ができるため。その他交友関係、施設も充実。
能動的に動けば動いただけ自分を変えられる。

SFCの教授のほとんどはぶっ飛んだ経歴を持っている。体育でも大抵元オリンピック選手金メダリストだったりする。講義の内容自体は物によって当たり外れがかなり大きい。履修選抜というシステムがあるが、選抜に漏れても教授にメールなり直接なり頼むと履修許可がもらえることも多い。

他の大学と違い、1年生から研究会に所属することができるためより早く研究成果を出せる。また、研究会も認知科学、脳科学、行動経済学、政治学、中国の歴史、バイオなどなど幅広く、将来やりたいことが決まっていない人にもおすすめ。また、途中で変更するのも容易。

最寄駅は小田急江ノ島線の湘南台駅からバスで15分、湘南新宿ライン、東海道本線の辻堂駅からバスで20分。静岡や東京、埼玉あたりから片道2時間以上かけて通う人も多い。私自身片道1時間50分ほどかけて登下校している。勉強、研究には最適な自然環境で、キャンパス内を散歩するだけでも気分転換になる。しかしたまに近くの養豚場からのブタのかおりがきついときがある。

食堂のメニューが少ないのとプールがないこと以外に不満はなし。
研究棟は充実していて、メディアセンターは本や雑誌、論文のほか
Mac、Windowsのようなパソコン、3Dプリンターなどもある。
グループワーク用の部屋、静かに勉強するためのスペースもある。

総合政策学部とほとんど同じ環境、授業で看護医療学部のキャンパスも隣接しているため、交友、恋愛はしやすい。サークルや研究会、最初のクラス、講義のグループワークで広げられる。それぞれ研究の内容や興味関心が異なるため多彩な友達ができる。留学生も多い。

キャンパス内のサークルは多様だが種類があるわけではないので、日吉など他のキャンパスのサークルも検討するべき。私はSFCで２つ所属している。

就職先・進学先
大手メーカー

経済学部経済学科
私はA方式（入試科目数学選択）で入学したが、慶應は日本の大学の中でも数理的な経済学教育にかなり力を入れている方だと感じた。
当然、基本的な経済理論や統計学に経済史、他一般教養もしっかりと学べる。

私は元々国立大学志望で高校や予備校でも周りは同様の生徒達だったので私立大学専願の受験生や推薦合格を目指す受験生達とは関わりが無かったのですが、慶應にいざ入ってみて慶應と東大や京大といった国立大学との学生の雰囲気の違いをひしひしと感じました。
私は結局入学した慶應しか知らないとも言えますが、上に書いた通り今まで所属してきた人間集団に共通していた雰囲気とは明らかに違う慶應の雰囲気を目の当たりにして、かつてのあの雰囲気はおそらく旧帝大のような国立大学に漂う雰囲気なのだろうなと想像して感想を書きます。
慶應の空気、つまり慶應に集まる学生達の毛色は当時の私がそれまで所属してきた集団のそれとは異質な新しいものでした。今入学して3年近く経って思うのは、東大や京大の学生がより学問に打ち込んで浮世離れした孤独な印象を受けるのに対して慶應生は概してより行動的で多くの人間と関わり社会性が高いということ、慶應学内の雰囲気自体が学生の目を社会に向けさせ皆実社会で成功しようと努めるものであるといったことです。反対に、人間的成長より学問に打ち込みたいと考える人にとっては旧帝大の方が適するのかもと感じることもあります。

理工学部情報工学科
幅広い知識は学べる。しかし研究室配属が四年生なのでもう少し早めに専門の学習をさせてほしいと思ったから。

授業の質はよい。しかし、研究室に配属されるのが四年生のため、分野に絞った学習が足りないように感じる。

最寄りの駅からの徒歩が少し遠いので疲れるから。坂道が多くてきつい。

勉強スペースが多くて自習の環境がよい。パソコンも多くてとても便利。

一二年生ではどの学部も同じキャンパスなので会いやすいが、三年でキャンパスが分かれるので友達と会いづらい

イベントに参加する人とそうでない人の差がはげしいような気がする。

看護医療学部看護学科
先生や生徒のみなさま、とても良い方ばかりで毎日とても楽しいです。また、他の看護の大学に比べて自由度も高くのびのびと学習できる素晴らしい環境が整っています。
実習先は慶應大学病院であり、近年新しく建て替えられた新生そのままの大学病院の中で実習が可能です。設備も、治療内容も高度であり、その病態を学生のうちから学習できるという点で非常に有利であると感じます。病棟ナースの方々も、慶應義塾大学卒業の方々が半数以上を占めており、雰囲気もとても良いです。
サークル活動では、sfcキャンパスの方々やその他の三田キャンパス、日吉キャンパスの生徒とともに行うことができます。看護の枠にとらわれる事なく、将来、様々な職種に就くであろう優秀な人材との交流を、自分自身次第では盛んに行うことができます。慶應義塾大学ならではの魅力が溢れた学生生活を行うことができると思います。

法学部法律学科
大学で法律を学びたいと思っている学生にはとてもいい大学だと思います。また慶應の看板に偽りなく生徒のモチベーションも高く学生同士日々刺激を与え合いながら勉強することになると思います。

1年生は憲法民法刑法、2年生は民法債権総論刑法各論、3年生は幅広い法律から選択して専門的に学ぶことができます。
1、2年時は法律系の科目だけではなく教養科目も勉強をします。3年生から希望する生徒はゼミに入って活動をしてトータルで自分の興味のある法律分野をどんどん広がっていく印象を受けます。

3年生から約30個のゼミから興味のあるゼミに入ることができます。ゼミに入らない人もいます。ゼミに入ると長時間一緒に勉強する同期や先輩方とのつながりが増えてその横のつながりが勉強以外にも役に立ちます。

自分の取得したい資格によって就職活動も変わるので資格の勉強をする人はサポートはあまり感じません。

最寄りはJR山手線京浜東北線の田町駅、都営浅草線三田線の三田駅歩いて10分のところにあります。オフィス街でもあるので駅中心に飲食店は豊富にあります。

メディアセンターをよく利用しますがPC機器などが充実し、また自習のための机などが豊富に用意されているので使い勝手が良いと感じます。

サークルに参加すると他の学年や他学部の人と広く付き合えることができます。サークルではスポーツ等メイン活動だけでなく大学生でしかできない人生経験など深い体験ができると思います。

慶應義塾大学の三田祭は大変盛り上がります。数多くのサークルが出店して、普段は交流することのない他サークルの人々とも一緒に遊んだりできます。

環境情報学部環境情報学科
人によって本当に様々です。プログラミングをやっている人もいれば、地域発展を行なっている人もいます。それぞれの研究テーマにあった授業も多く開かれているので、そこからも研究に必要な知識や姿勢を学ぶことができます。

やりたいと思った研究をとことん突き詰められる、理想的な環境が整っています。文理に問われることなく、学べる環境は非常にいいです。

先生がきめ細かに研究内容を見てくれ、指導してくださいます。また、ゼミ生もレベルが高く、研究内容は違えども非常に刺激を受けることができます。

駅からバスという部分と、学校の周りにあまり飲食ができる施設がないという部分だけネックですが、キャンパス自体は非常にゆったりとした雰囲気で、過ごしやすいです。

3Dプリンターをはじめ、施設は非常に充実しています。メディアという図書館に行くと、パソコンも多くありますし、ない本はないのではないかというくらいの塾内のネットワークで繋がった蔵書もあります。様々な設備を使って、最新鋭の研究ができる場所です。