【掲示板】慶應義塾大学卒業生の今

環境情報学部環境情報学科
必修科目は、外国語・プログラミング・データサイエンス・保険体育である。これらは決められた単位数を取らないと進級・卒業ができない。その他学ぶことは本当に自由である。自分や友人がとっている授業には、生物学・プログラミング・デザイン・法律学・経済学・経営学・国際関係・社会学などがある。

環境情報学部と総合政策学部は文理融合の学部であるため、様々な分野の中から自分が興味のあることを学ぶことができるのが特徴である。例えば、プログラミングとマーケティングなど、全く違った分野を組み合わせて学ぶことができるのが日本では珍しいと思う。この学部の良いところは、１年生から研究室に所属することができるところである。ここで、先輩や大学院生、教授の方から研究について密に学ぶことができる。また、様々なバックグラウンドを持つ学生が在籍しているため、いろいろなタイプの友人を作ることができる。しかし、キャンパスが郊外にあるため不便ではある。

履修は一年生の春学期から自由に組むことができる。（必修科目はいくつかあるが、そんなに多くない）ほとんどの講義は出席のチェックが厳しいため、毎回真面目に講義に参加する学生が多い。単位は、比較的取りやすいと思うが、良い成績を取るのは意外と難しい。成績に出席状況は大きく関わる。（欠席３回で単位を落とすことも）ノートパソコンが必要な講義が多く、手書きでなくノートパソコンでメモを取ることが多い。レポートもほとんどがオンラインで提出である。

研究室には一年生から参加することができる。また、いくつか掛け持ちすることができる。卒論の内容は、教授からOKが出れば基本的に何について研究しても良い。

慶應義塾大学は縦のつながりが強いため、基本的に就職には強いと思う。また、SFCには独自のつながりもあり、昔よりも就職に強くなったようである。私の所属している学部では、進学より就職する人の方が多い。

最寄駅は神奈川県藤沢市にある湘南台駅。駅からバスで10分ほどかかる。歩くと40~50分（3.5kmくらい？）かかるため、かなり大変であるが、自転車通学の人も少しいる。朝（１?２限）の時間帯はバスが大変混み合い、長い列ができる。

キャンパス内にはカフェテリア、カフェ、生協があるが、生徒数に対して規模が小さいので、休み時間は大変混み合う。また、SFCには昼休みがないので、ご飯は空きコマまたは授業中に食べる。キャンパスの周りはほとんど何もないため、空きコマは図書館で過ごす人が多いように思う。

サークル活動は、SFC独自のものや、慶應の他のキャンパスのものにも参加できる。また、東大や早稲田と合同のインカレもある。インターンや起業をしている学生も多いため、全員がサークルに所属しているわけではない。

SFCの学祭は三田祭などに比べるとあまり盛り上がらないが、七夕祭の打ち上げ花火は花火同好会の生徒が上げていて（花火同好会のある大学は日本でも数個しかないらしい）、圧巻である。アルバイトは、家庭教師・英会話講師・塾講師などをしている人が多いイメージである。

法学部政治学科
一年生。経済、法学、社会学、憲法が必修。選択必修は国際、比較政治、政治理論、政治思想、日本政治の５つから基礎科目を選べる

政治学科は単位が取りやすい。必修を５つの系統から自由に選べる。一般教養も自分の興味に合わせて好きなものを取れる。勉強に限らない多方面の才能を持っている要領の良い人が多く、社会勉強になる。

マスコミに露出しているような有名教授が多い。教授の興味をひけらかす授業ではなく、学生のことをよく考慮してあり授業が工夫されていて面白い。

まだゼミに入っていないためわからないが、ゼミ選びは二年生の秋学期から始まる。選び方は、学部を超えて自分の興味と合うゼミを選ぶことができる。法学部でも経済学部のゼミに入れる。

早慶を比べた時サポートが厚いのは圧倒的に慶應。そもそも取らなきゃいけない単位数が多く、少人数制を大切にしているぶん、大変だが学校からの目が行き届いている

最寄駅は等々力。日吉は大井町線と東横線で行ける。三田へは大井町線と目黒線直通で行ける。駅からはどちらのキャンパスも近い。

キャンパスが綺麗。他大学に比べるとキャンパスが狭く、こじんまりとしており、移動が大変ではない。図書館の充実度は高い。

わたしのダンスサークルは部活っぽい。自分の居場所ができたし、サークルの友達は表面だけでなく深く仲がいい。

理工学部電気情報工学科
私が所属している電子工学科について、電子工学科は光分野、回路分野、情報分野に特化した学科である。学部時代は物理、化学、数学などの理工学部生徒として学ぶべき基礎的なことを学んでいる。また理工学部基礎実験などの実験も多く、レポートの執筆に非常に苦労する。

授業自体はつまらないことが多いと感じる。先生の指導もわかりにくいことが多く、正直自分の独学で学んだほうが速いと感じることも多い。

学科の就職は機械工学科の次に強い。日本の強みでもある分野である電気メーカーなどが主流の就職先となる。もし、他のメーカーや企業に就職したいのであれば、自由応募で申し込む必要があり、普通の就職活動を行う必要がある。

学内のサークルはかなり数があり充実している。一方で、理工学部生はレポートや授業などで忙しいことも多く、サークル活動に十分参加することができないため、文系の大学生と比較してあまり遊べない印象を受ける。

経済学部経済学科
数学受験で入学した場合、一年生でうけることのできる経済に関連した授業は、マクロ経済学と統計学、微分積分と線形代数です。マクロ経済学と統計学は、経済学部で過ごす上でとても重要な学問になりますが、この二つは大きな教室、大きな人数で行われます。そのため、きめ細やかな授業、とは言いがたいかもしれません。しかし、それでもついていけるレベルなので大丈夫です。
一年生のうちは経済学科らしいことはそれほどやらないので、判断に迷いましたが、経済学部は他の学部と違って、推薦入試が一切ないところが個人的に気に入っている。

上でふれた、大きな教室、というのは独立館と呼ばれる校舎にあります。この校舎は吹き抜けになっており、各階外に庭があり、お昼時にはそこでご飯を食べたり、授業の合間に昼寝をしている人を見かけます。
ただ、綺麗な校舎はここだけで、あとはほとんど汚いです。昔からある大学なので仕方がありませんが、トイレが汚いのが一番困ります。（最近、一部の校舎のトイレが改装されてとても綺麗になっていました。）
汚いとは言っても、プロジェクターなどは完備されているので、設備は充実していると言って良いと思います。

法学部政治学科
通信教育過程に入学しました、学費が廉価なのに、最高峰の法律が学べることに非常満足しています。
政治教科を学べるのもいい。民法、刑法、労働法や国際法、民事訴訟法、国際私法など様々な法律が学べる。
その他にもコミュニケーション論、ヨーロッパ中世政治思想、産業社会学、社会政策などといった政治などの教科も学べる。
英語の他にもフランス語、ドイツ語、中国語の学習も可能である。数学や物理といった理系科目の学習も可能。

科目試験を受ける際に東京のみならず大阪や仙台など近くの政令都市で受けられるのが、地方での学習者にとってはありがたい話である。

法学部政治学科
フェニックスという、単位を1学期間で普通に比べて多く取れる制度があります。留年の心配はほぼ無く、授業もそこまで大変ではないので、自分がしたい事に時間を使える学科です。
法学部政治学科は、最も留学がしやすい学部の一つです。留学を考えている人にはオススメの学部です。語学には普通の物の他にインテンシブコースといって、通常の倍の時間、日本人と外国人教師から第二外国語を学べるコースもあります。
体育会、サークルやインターン、学校外での習い事など、他のことにも時間を使っている学生が多いです。
自分次第で充実した大学生活を送ることができます。

必修の授業は大教室で行われる為、細かい指導がされているというわけではないですが、質問すると丁寧に答えてくれます。

法学部法律学科
慶応義塾大学は、日本の中でも有名な学校のひとつです。
その分先生や周囲の人がの人達からの期待が高いです。
また、他の大学が入試の時点で専攻が分かれているのと異なり、2年生から専攻に分かれる。高校の浅い知識に囚われず、大学1年間で深く考えて専攻を選ぶことができる。また、2年生以降も、専攻に関わらず、どの授業も自由に受けることができる。反対に、卒業単位に他専攻の授業単位を取る必要があり、必然的に視野が広がる。

ゼミの先生は、法科大学院の先生でもあり、最先端の法律を学ぶことができました！
また、ゼミの後には先生も含めて飲み会が行われ、毎週楽しく過ごせました！
ゼミ合宿も、勉強に遊びに充実してました！

就職に関しては、みんないいところにいきます。法曹志望も、予備試験に在学中に受かった人や、東大のロースクールに進んだ人を何人も知っています。外交官になる人もいます。とにかくすごい人がたくさん集まっています。

日吉は駅からキャンパスに直結しているエスカレーターがあります。三田は駅から10分くらいです。美味しいご飯屋さんがどちらにもたくさんあります。

総合政策学部総合政策学科
SFCは、出る杭が打たれないキャンパスです。
普通では想像できないような様々なバックグラウンドを持った人に出会うことができ、皆、できることもできないことも隠しません。
個性的な人ばかりなので、自分を隠す必要がないのです。
また、研究テーマを持って入学してきた人もたくさんいて、刺激を受けることができます。
研究テーマが決まっていない人も、好きな授業をつまみ食いしながら興味分野を見つけることができるのも魅力です。

私はこの学部でしか授業を受けたことがないので分かりませんが、他の大学、学部の友人の話を聞く限り、SFCの授業は圧倒的に面白いようです。
SFCで受けられない授業はないと言ってもいいくらい沢山の授業が受けられます。もっと専門的に学びたいと思ったら日吉の授業を取りに行っても単位がもらえます。
また、大講義室が少ないのと生徒数が少ないため、必然的に小規模の授業になり、教授と近い距離で学べます。

SFCは本人のやる気次第でいつからでも研究会に入ることができます。
また、研究会の数や守備範囲も広く、自分の問題意識に沿って研究会を選ぶことができます。
ある教授が、「教授や研究会をポイ捨てする学部」とSFCを表現していらっしゃいました。教授のやりたい研究をするのではなく、自分の研究テーマを軸にして、それに役立つ教授や研究会を選ぶ、ということです。
教授から十分学べたと判断したり、研究テーマが変わったりしたら、あっさり他の研究会に鞍替えしても構わないのです。
それだけ、生徒の自主性が求められているという事もできます。

田舎すぎます。笑
慶應の華やかな生活に憧れる人はやめておいたほうがいいと思います。
それから、近くに養豚場があって、キャンパスが臭いです。笑
しばらくすれば慣れるので問題ないし、話のネタにもなって良いですが。笑
逆に言えば、自分の勉強に集中できる環境が整っています。

3Dプリンターを生徒が使えるのはSFCだけのようです。無料で使えます。また、トレーニングジムも無料で使い放題です。
施設費が医学部の次に高いだけあって設備は充実していると思います。

看護医療学部看護学科
私は一年浪人して慶應義塾大学に入学しました。医学部志望であったため、最初はあまり学校へ行くのが楽しくなかったのですが、学部生の友達や、先生方、みなさんとてもいい人ばかりで、かつ、勉強も徐々に楽しくなり、今は学校生活がとても充実しています。入ってよかったと心から思っています。また、医学部志望だった友達も多く、みんな私と同じくらいの学力レベルです。なのでとても付き合いやすいと感じます。また、慶應義塾大学は、グローバルな視点にも力を入れています。なので、海外研修でラオスに行ったり、イギリス、韓国など、様々な国に研修として行き、海外の医療事情などを幅広く知る事ができます。また、英語の授業も充実しており、医療英語を教えていただいております。院内通訳の授業もあり、海外の方が日本の病院にいらっしゃった時に対応できるような教育をしていただいております。私もイギリス研修に参加させていただくつもりです。看護界の先導者として将来、医療を引っ張っていけるような人材育成を学部目標にしているようです。

総合政策学部総合政策学科
ほかの学部と比べて、特徴的、専門的な講義が多いです。そして、どの講義の講師もその分野で頭一つ抜けた活躍をしている人たちがいらっしゃるのでとても面白いです。
SFCは「自由」ということで有名で、事実、必修が少なく、自分の好きな勉強を淡々とできます。
すなわち、何かやりたいというのが明確な人には物凄く適しています。逆にまだ何がやりたいというが決まってない方は、少し戸惑うかもしれません。しっかりと明確な未来のビジョンを作ってから大学へ来ることをお勧めします。
また、このキャンパスは駅から非常に遠いので、バスでの移動になりますが、朝はそのバスはいつもかなり並びますし混み合います。なので、このバス制度は少し不満があります。
以上のことを除けばとても楽しい学校です。

講義は本当に誰も面白いです。ゴリゴリの「慶応感」や「愛塾心」というのはあまりありません。