【掲示板】慶應義塾大学卒業生の今

薬学部薬学科
1年は一般教養と基礎科目。2.3年で薬学の専門知識を詰め込み、4年は薬剤師業務の実技についての科目が増える。5年は実習、6年は卒論と国試の勉強。
4年の春学期で国試の全範囲の座学が終了し秋学期から研究室配属になる。

薬学に特化してるので化学や生物が好きならとても楽しいと思う。
頭の良い人ばかりで研究室も楽しく、学業に関しては特に不満はない。国試対策は他の大学に比べて恐らく弱い。生徒一人一人がそもそも頭が良いので勝手に勉強するし手取り足取りという雰囲気は無い。実習に拘束されたくない人にはとても良い。
生活面に関しては慶応感はとても薄い。他学部との関わりが無いのでほぼ共立薬科大学と言って過言では無い。

授業に関連する教授の研究内容も聴けたりするので楽しい。
ほぼ必修で国試のための勉強だが、4学期制のうち2学期は履修を自分で組める。

4年秋学期から配属される。研究内容と予算と拘束時間のどこに重きを置いて選ぶかが重要。研究室訪問はいつでも出来るので情報は集めやすいが、成績枠と抽選枠があり、熱意があるからと言って面接などで入れるわけではない。上位の成績を取り続けて成績枠を勝ち取るか自分の運にかけましょう。

3年の春から職業適性など就活の説明会があるので早々と意識はさせられる。就活イベントも数多くやっている印象。多才な人が多いのか薬学の勉強が嫌になったのか就職先も様々で文系就職も見受けられた。就活掲示板があるにはあるが、あまり周知されていない気がする。

港区にあるので定期の使い勝手は良い。キャンパスから東京タワーや六本木ヒルズが見えるので景色も良い。目の前が芝公園で和やかな雰囲気。周りに商業施設がたくさんあるのでものすごく便利。
唯一の弱点は1限開始時刻の9時目安に電車に乗ると通勤ラッシュの為遅延の頻度が高い。

キャンパスは狭い。トイレは数が多くて便利。
食堂や図書室など、勉強出来そうな場所が明らかに総生徒数に満たないので昼休憩の食堂とテスト期間の図書館は大混雑。本当に狭い。港区じゃなくていいからもう少し広いところに移転してほしい。

薬学部だけのサークルがあるのでそれに入れば同期も皆薬学部だしとても楽しい。しかし数はそんなに多くなくまた高校の部活のようなレパートリーなので、大学生らしいちょっと変わったサークルに入りたいなら日吉や三田に行くしかない。そうすると薬学部の友達は出来にくい。

学部サークルのレパートリーはとても少ない。
日吉や三田、医学部などのサークルにも入れるので全体で考えると選び放題。学部の文化祭は高校の文化祭くらいの規模なのであまり期待しない方が良い。

法学部法律学科
1、2年時は基本の法律科目と語学です。
3年からはゼミ活動が始まります。

人も施設も充実しています。
法律学科は真面目な学生が比較的多く、まさに、文武両道という言葉が合います。

メジャーな教科書も出版されている、著名な教授の授業を受けられるのは良い点です。
また、宇宙法、災害復興と法、外国法など、基本7科目以外の授業も充実しています。宇宙法の授業ではJAXAの施設見学に行けました。

いわゆる大手以外に行った卒業生を知らないので、実績はいいと思います。商社金融あたりが多いです。
ただ、学校からのサポートはほとんどありません。

日吉は最寄駅の目の前にキャンパスがあるので利便性が高いですが、三田は10分ほど歩きます。
どちらも治安はいいです。

全体的にとても綺麗です。自販機なども充実しています。
お手洗いもきちんと清掃されており、音姫もついています。

サークルや部活は無数にありますし、優秀な同級生もたくさんいます。
本人の動き方次第でいくらでも充実させることができます。
何百という団体があります。サークルを3つほど掛け持ちするのも普通です。

看護医療学部看護学科
1年生から3年生の春学期までは基本的に座学です。3年生の秋学期から本格的に実習が始まります。四年生は研究会に所属し、自分の学びたいことを学んだり、国家試験の勉強を行います。

とても良い学科だと思います。看護学部であるのにもかかわらず、他の分野も学ぶことができるということや、優秀な先生、優秀な友人が多くいるので、沢山のことを学ぶことができると思います。

学科で行われている講義の先生は、看護師の方だけではなく、現役医師も講師としていらしてくれます。そのため、講義内容がとても分かりやすく、より詳しく病態や生理学、薬理学を学ぶことができます。

研究室は、多くの分野で学ぶことができます。他のキャンパスの研究室で学んでいる看護学部の生徒もいるので、医療系以外の学問も学ぶことができます。

国試のサポートはほぼありません。生徒主体となって委員の方達が勉強会を開いたり、知り合いの医師などとコンタクトを取って講師としていらしてくれることもあります。

湘南藤沢キャンパスは、緑に囲まれた環境にいるのでのびのびと勉学に励むことができます。信濃町キャンパスは、新宿、渋谷に近いので授業後にみんなでご飯を食べに行くことができます。

技術面の設備というのはあまり整ってないような気がします。なので、技術力はなかなか身につくのが難しいかもしれません。

周りの友人は優秀な人が多く、自分の視点とは異なった視点で物事を考えていて、切磋琢磨しあえる環境にあると思います。

サークルは看護学部自体にあるものは少ないですが、他のキャンパスに行けば沢山のサークルがあると思います。

商学部商学科
1.2年生は比較的必修科目が多くあり、他にも選択必修科目（いくつかの講義の中から選ぶ必修）や語学があります。3,4年生はゼミが中心で、自分の受けたい講義を中心に時間割を組めます。ゼミに所属していない人はその分履修しなければいけない科目があります。

自分で、大学においてサークル、資格、バイト、趣味、勉強等どれに重きをおいた生活をするか選択できる環境があると思います。ただ逆に自分で自由に履修を組めたり、もしくは授業に出なくても試験さえできれば単位が貰える可能性があるものもあるのでかなり自主性が求められる学科だと思います。ただその分、強制されて何かをやるのでなく全て自己責任で行っていくので、大学という場において満足のいく環境だと思います。

講義の種類はレポート重視や試験重視、ディスカッション形式や座学等幅広くあるので、自分で時間割を組む際に自分に合った講義を履修することが可能です。しかし人気科目は抽選となる場合もあり、落選した場合には履修できないので必ずしも受けたい講義を履修できるとはいえません。

3年からゼミが始まります。ゼミに関してもざまざまな学問があるため、気になるものを選択できます。しかし商学部はゼミに入ることができない人も4割近くおり、第一希望のゼミの試験（筆記や面接等ゼミによって様々）に落ちれば希望のゼミに入ることができない場合もあります。3回説明会が行われ、他にも三田祭で各ゼミが論文展示を行っているので、各ゼミについて知る機会は多数ありますし、より参加していたほうがゼミ試験で有利になるゼミもあります。

就活のサポートについては、求人情報の掲示やOB名簿等は存在するので自分から積極的にそれらを活用することも可能ですが、大学側から積極的にフォローがあるわけではありません。しかし縦や横の繋がりは濃いので、人脈を活用してOB訪問をしたり、ゼミによっては企業から案内が来る場合もあるのでそれらを就活に活かす人も多数います。

1,2年生は日吉駅で3,4年生は田町（三田）駅です。どちらも周辺には比較的飲食店やカラオケなどもあるので利用する学生がたくさんいます。けれど教室からそれらの飲食店まで数分以上は歩くので、お昼時は食堂で食べる人も多いです。日吉駅ではひとり暮らしをする人が多くいました。

古くなっている教室もありますが、トイレや椅子など少しずつ新しくなっていっているような気がします。メディアセンターでは自習できる机が多く設けられているので、試験の際にはかなり埋まりますが十分な席数があります。

サークルや何かしらの団体に入っていると人脈が広い印象です。サークルもゼミも入っていない人は大学よりもダブルスクール先やバイトに忙しい生活を送っている印象です。でもやはりサークルに入っていると試験情報も多く回ってきますし、サークル内恋愛をしている人も多いので重要だと思います。語学のクラスで仲良くなる場合もあるので、人脈を作る機会は比較的あると思います。

サークルはかなり数が多くて見きれないほどなので、自分に合うサークルを見つけられるかと思います。しかし新しくサークルが増えたり減ったりの変動も激しいので、見極めも重要だと思います。サークルに入っていると学園祭でも濃厚な日々を送れますが、入っていなくても前夜祭や本祭の講演会では有名な方が来たりするので楽しめるかと思います。入学前には推薦生、内部生等の会が開かれていたと思います。

商学部商学科
商学といってあるだけあり実学的なマーケティング、企業経営の内容が多いです。3年生からはゼミに入ることでより専門的な分野について学びます。マーケティング系が多いですが、統計などもあります。

商学部ですが、実学的な学びが非常に多いです。一方で統計や微積など数学的な要素の壁はあります。特に1、2年生が日吉で学ぶ内容は数学的な要素も含まれ、3、4年生に比べると圧倒的に留年する人が多いです。とは言っても授業に真面目に出る、あるいは友達からちゃんと教えてもらえば問題ありません。語学を落とすと大変で、三田と日吉を行ったり来たりしなきゃいけなくなるので注意です。

教授のレベルは日本随一なことに間違いありません。教授の進めるペースは予習復習をすれば十分対応できるペースですが、テスト直前まで何もやらないと追い込まれると思います。

就職実績には文句のつけようがありません。大学名だけでESは通過することも多いです。そこからは実力になりますが、何かしらの団体に所属していれば、OBの心強いサポートや、強いつながりを実感することも多いはずです。

東急沿線に東急側が慶應を誘致したこともあり、日吉駅はとても近く、三田へも一本で行けるので体育会生にとってもありがたい環境です。

メディアルーム(図書館)にある資料の量は膨大です。4年間ここをどう利用するかで格段の差がつくと思います。

学部内での繋がりは、クラス、ゼミと強いものがあります。一方他学部との繋がりはないに等しいので、何かしらの団体に入ることをオススメします。

これといったイベントはありませんが、強いて言うなら三田祭は規模がとても大きいです。が、積極的に参加している学生は一部、休みの期間として有効に使っている人が多いです。サークルは多種多様で、自分と同じ趣味を持ち人は必ずいるでしょう。

文学部人文社会学科
心理学、史学、文学、社会学、美学、哲学などかなり多様な分野から自由に選択できますが、一部の専攻分野には人数制限があります。

他の学部・学校がどうなのかは分かりませんが、授業中に真面目に聴いている人とそうでない人、必修授業できちんと予習してくる人と全くして来ない人の差が顕著です。正直、きちんとやらない人のせいで嫌な思いをする事もあります。ただし、真面目にやっている人には先生も良い評価をくれるので、しっかり見てもらえているとは感じます。周りがあまり気にならず、流されずに自分の勉強が出来る人には向いていると思います。

先生によってかなり差があります。スライドや映像を使って面白くわかりやすく講義を行う人もいれば、ひたすら小さな字で板書しながらボソボソと喋るだけの人もいます。講義を取るかどうか決める前に、シラバスやその講義の評判をよく調べておかないと、後が大変です

一般的に就職には強いと言われているようですが、三田会の存在もあり、嘘ではないと思います。就活関連の情報が大学から家に届いたり、ゼミの教授が面接の練習をしてくれたりする場合もあります。

三田キャンパスについては、都内にあるうえに最寄駅が２つあるため、通いにくいという事はないと思います。周辺にも飲食店や商業施設が多くあり便利です。日吉キャンパスについては、所在地が神奈川なので、東京や埼玉から通うにはかなり遠く、大変です。1年時のみ日吉キャンパスなのですが、1年生だと単位取得のために授業数も多く、相当きついです。

三田も日吉も図書館には豊富な書籍がありますが、三田の建物に関しては、老朽化が目立つものと、比較的新しく綺麗なものの差が激しいです。日吉は全体的に古く、年季が入っている印象でした。

サークルにも部活にも入っていない場合、特定の人と顔を合わせるのは1、2年時にのみ存在するクラスや、3年から始まる少人数のゼミなどだけになります。そこに気の合う人がいないと、恋人やたくさんの友人をつくることは難しいと思われます。

自分はサークルには入っていませんが、サークル数はかなり多いと思います。他校の生徒を交えて活動しているサークルもあるようです。また、学園祭はかなり大規模に行われます。

経済学部経済学科
数学や統計学、経済学の基本、語学を日吉キャンパスで主に学び、三田キャンパスではそうした知識を使ってより専門的な科目を学ぶ。

授業はアカデミックなものが多く満足感を得られるものが多い。
しかしながら、ほとんどの学生は単位を取るために受けているため、専門科目であってもうるさいことが多い。
授業を真摯に受けたい場合は最前列で受けるべき。

専門科目はクラスごとで授業が決まっているため、希望する教授の授業を受けられない。

ゼミは倍率が高く毎年1割がノンゼミになってしまう。
教授によって熱意にかなり差があるため、ゼミ選びを間違えると時間を無駄にすることになりかねない。

先輩から就活に関しての情報を得られるため、ゼミやサークルに所属していた方が良い。

田町駅、日吉駅ともにアクセスが容易で通学には困らない。
周辺環境も乱しているのは慶應の学生だけである。

校舎は外から見える部分(例えば日吉キャンパスの第4校舎)だけは綺麗だが、古い校舎が多い。
日吉キャンパス、三田キャンパスともに設備は早稲田に劣る。

サークルやゼミで友人との交流が多く、私生活もそうしたコミュニティの中で過ごすことが多い。

サークルは数多くあり充実している。そのため、入学当初は多くのサークルに入り、徐々に絞るのがおすすめ。

文学部人文社会学科
1年次は一般教養のような科目を受講しつつ、2年次以降に選びたい専攻を考えます。2年次からは専攻に所属し、自分の専攻分野について幅広く学習します。3・4年次は自分の興味に応じたゼミに所属し、自分の研究を進めます。1・2年次は語学(英語・2外)の受講が必須で、その単位を落とすと留年です。

他の大学の文学部・人文社会学系の学科よりも、手厚くまた幅広く学問に取り組めるのではないかという気がしています。

文学部だけで17専攻あり、幅広い分野の、専門性の高い先生の授業が受けられます。他学部の授業も受けられるのでそれも含めると受講する授業の選択肢が広がります。

それぞれの専攻の中で、それぞれの興味に合わせたゼミを選ぶことができると思います。

学校で学生向けに就活セミナーなども開かれていてそれなりのサポートがあるのではないかと思います。

意外と駅から遠いです。学生街というよりオフィス街(?)の印象の方が強い気がします。お昼ごはんのお店より、飲み屋さんの方が多い。港区のど真ん中なので、キャンパスの近くでの下宿は厳しい。

校舎が古く、冬場は風が入ってきてとても寒いです。ある校舎のトイレは個室の半分が和式になっているせいで、数はあるはずなのに並びます…。

大きい大学なので特定の友人を作ることに難しさを感じる時期もありましたが、1年次はクラス分けがあったり、3・4年次はゼミが始まるなど、学科の友人をつくる機会がまったくないわけではないです。

サークルは種類が多いので、なんでも選べると思います。長く続く歴史あるサークルも多くておもしろいです。

経済学部経済学科
ミクロ、マクロといったいわゆる経済学チックなことから経済史や統計学などのニッチなことも学べます。
経済学部経済学科は慶應義塾大学の看板学部なので誇らしいです。色々な授業があって、意識が高い学生には嬉しいです。

日本全国から色んな学生が集まっていて世界が広がりました。みんな頭がいいです。

知人はみんな大手の企業に就職が決まっています。金融機関に強いイメージがあります。

最寄りは1,2年は東横線の日吉駅、3,4年は三田線の三田駅か山手線の田町駅です。

古い建物が多いイメージがありますが、伝統を肌で感じられるので良い環境です。

みんな友人がいて、楽しいキャンパスライフを送っています。恋愛にも不満がありません。

サークルはめちゃくちゃありますし部活動に入る人も多くいます。

文学部人文社会学科
文学部は17専攻もあるので、自分に合った専攻を探すことができるかと思います。また、教授の数も多いので、充実しています。

様々な教授や学外から集められた講師による授業が数多く設けられています。私は学芸員の資格を取るための授業を履修していますが、実際に美術館や博物館で働く学芸員の方々から様々な経験に基づくお話を聞けるので、とても充実しています。

3年の前期からゼミが始まり、東洋史学専攻は５つのゼミから関心のあるゼミに複数属することができます。

金融業界に就職する人が多いです。就活相談ができるサービスが充実しています。また、秋学期になると毎月就活に関する講演会がホールで開かれており、自由に参加することができます。

最寄駅は都営三田線の三田駅、山手線の田町駅です。他にも赤羽橋駅から通う生徒もいます。学校の周りには安く食べられる飲食店やカフェが充実しています。

新しい校舎は綺麗ですが、第一校舎の老朽化は目立ちます。全体的に古い校舎が多いです。

サークルや部活に所属すると趣味を共有できる友達が沢山できますし、専攻先でも気の合った仲間を作ることができます。

サークルは数えきれないほど沢山あります。種類も多いので、自分に合ったサークル探しができると思います。


就職先・進学先
大手生命保険会社の総合職